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「勝ちパターンじゃないといる意味がない」久々実戦のソフトバンク松本裕樹 調整段階も不意に出た勝負師としての顔

 ◆オープン戦・ソフトバンク3―1ヤクルト(5日、みずほペイペイドーム)

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 ソフトバンクの松本裕樹投手(28)が、右肩痛を発症した昨年9月4日以来の実戦マウンドに臨んだ。1回を無失点に抑え、「前回のシートバッティングよりも出力が上がって、着実に一歩ずつ進めているかなと思います」と前を向いた。

 久しぶりの本拠地のマウンドに熱が入った。1日に行った実戦形式の打撃練習では「(力感は)6、7割」と140キロ前半の投球で状態を確認していた。この試合の立ち上がりも、1日と同じくらいの球速を投じていた。ただ、二つの四球と内野安打で2死満塁のピンチを背負うと勝手にギアが上がった。「練習ではやれない緊張感の中でやれてたので、自然と力が入った」。前日の4日にダーウィンゾン・ヘルナンデスから一発を放ったオスナに対し、初球に復帰後最速となる146キロ。2球目はそれをさらに上回る147キロの直球を投じ、中飛に打ち取った。「体も問題なかったので良かったのかなと思います」と安堵した様子を見せた。

 昨季はセットアッパーとしてチームを支え、守護神のロベルト・オスナが不在の際には9回も任された。それだけに「勝ちパターンじゃないといる意味がないと思っている」と言い切る。この日は147キロを投じたが、自己最速は159キロ。まだまだ100%の力は出せていない。「しっかり開幕に向けて万全の状態をつくって、1年間続けたい」。残り1カ月を切った開幕に照準を合わせて、背番号66が歩みを進めている。(大橋昂平)

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大橋 昂平

大橋 昂平

記者

1997年生まれ。静岡県出身。 2021年入社。筑豊総局を経て24年から運動部。 「どうせ打てないんだったら一塁に近い方にしろ」と監督に言われ、高2の秋から左打者になった元高校球児。趣味はゴルフとサウナ。

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